神奈川県が9月に公表した土地の価格の目安となる「基準地価」で、元町・中華街駅付近の「中区山下町154番6外」が、前年比で変動率12%の伸びを示し、商業地において県内2番目の上昇となった。価格は1平方メートルあたり205万円(前年183万円)。
県の公表資料では、要因として東急東横線・東京メトロ副都心線の相互直通運転による来訪者の大幅増をあげている。
横浜駅西口付近の「西区南幸1丁目12番4」も、「繁華性の高さを反映し」(同資料)、前年比6・8%で商業地5番目の上昇率となった。価格は同474万円(前年444万円)。
住宅地は山手町1位
住宅地においては、「中区山手町247番6」が前年比4・1%となり、県内10番目の上昇率。価格は同45万8000円(前年44万円)で、前年に引き続き県内で一番高い価格となっている。
市全体では、平均変動率が住宅地で1・1%(前年は△0・4%)、商業地1・8%(同△0・1%)で、いずれも上昇に転じた。
この基準地価格は、土地1平方メートルあたりの取引価格を不動産鑑定士の評価などを踏まえ、客観的に示すもの。全国基準となる住宅地や商業地で調査が行われており、発表されたものは、今年7月1日時点の地価。
調査地点は、中区で住宅地8地点、商業地13、西区も同様に住宅地6地点と、商業地8地点で行われた。
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