神奈川県警本部の生活安全総務課と伊勢佐木警察署は10月1日、車上ねらい被害が増加傾向にある中区末吉町周辺を、地域の防犯団体メンバーとともに約30人で合同パトロールを行った。
末吉町や若葉町、長者町は、時間貸し駐車場(コインパーキング)が密集しており、車上荒らしが多発するいわゆるホットスポットだという。県警では、それらの地域の時間貸し駐車場30カ所に計31台の「モバイル式防犯カメラ」を設置、10月から試験的に半年間運用する。
パトロール開始にあたりあいさつした伊勢佐木署の常盤一夫署長は、「同様の防犯カメラ設置は県内初めて。犯罪の抑止効果に期待したい」と話した。
パトロールに参加した末吉町3・4丁目自治会町内会の北村公一さんは「車上荒らしはやはり深夜が多い。貴重品などは車内に残さないように」と指摘する。
防犯カメラの設置工事を行ったNPO法人県防犯セキュリティ協会の横山篤朗さんによると、今回設置したカメラは、「簡易的なものだが、顔などはしっかり識別できる」と説明する。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>