2012年度中に神奈川訓練センター(港北区)で盲導犬との訓練を終了した視覚障害者11人の「新ユニット出発式」が11月22日、中区のホテルで行われた。公益社団法人日本盲導犬協会(井上幸彦理事長)が主催した。式典には、同協会を支援する企業やボランティアをはじめ職員ら約100人が出席した。
昨年7月に訓練を終えた森谷玲子さんは、盲導犬マッシュについて「1年半過ごしてやっとお互いが分かるようになった」と声を弾ませていた。聴覚障害のある高橋信行さんは、フォリィが初めての盲導犬。「毎日の通勤が安全にできるようになった」と話していた。
盲導犬の犬種は、「ラブラドール・レトリバー」と「ゴールデン・レトリバー」が中心で、2歳まで様々な訓練を経て10歳ごろまで現役を務めるという。11年現在、盲導犬の希望者は全国で3千人にとなっている。
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