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石川商店街 人と歴史、まちを未来へつなぐ運河(キャナル)のような商店街に
石川商店街が昨年4月、念願のバリアフリー化により生まれ変わった。広く歩きやすい歩道、街路灯のライトアップ、広場やベンチなどの休憩スペースを設置。JR石川町駅南口から元町へ続く観光ルートの玄関口として、単なる通過点ではない「滞留型商店街」を目指した。「商店街が綺麗になって終わりではない。これからはもっと中身を充実させていきたい」と言葉に力を込める。
商店街には約65店が加盟。7人の担当役員が常に各店舗との対話を心がけ「お互いの顔が見える関係性」を重視してきた。昨年から「いち押し商品」を認定し、個店の魅力アップを図る工夫も。イベント時だけでなく日常的に人々が集まる商店街を夢みる。
地域と一体になって
石川町周辺の歴史研究を、近隣住民や大学生らと一緒に取り組み、その歴史を伝える活動も積極的に行う。「石川の地名が鎌倉時代から存在するなど、歴史を知ることで自分のまちに誇りを持って欲しいんです」。横浜をこよなく愛し、商店街に限らずまちづくりに尽力する姿は、周りの人を巻き込むパワーがあるのだろう。特に隣接する元町の諸先輩には「支えてもらってばかり」と感謝しきり。今後は姉妹商店街の吉田町名店街と連携し、活気ある商店街になることで恩返しができればと考える。
新愛称「アイ・キャナルストリート」のアイ()は石川商店街の頭文字、キャナルは英語で運河の意味だ。かつて港とまちをつなぐ運河で賑わった商店街は今、人と歴史をつなぐ存在として、新たな一歩を踏み出している。
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