西区の福祉施設「生活創造空間にし」が区内で局地的災害が発生した場合に施設を避難場所として提供することになり、1月31日に西区と協定を締結した。
地域活動ホーム「ガッツ・びーと西」と就労サポートセンター「エヌ・クラップ」が共同運営する同施設には、調理場や短期介護用の宿泊設備などがある。
西区では昨年10月の台風26号で区内住宅地の崖に亀裂が入り、土砂崩れの危険性から5世帯に避難勧告を出した。しかし、避難場所の地域防災拠点は大規模災害での避難を想定しているため、少人数の避難には不備もあった。その経験から、区は局地的災害の避難に適した場所を探し、今回同施設が協力した形だ。
渡辺幹夫館長と松本孝治副館長は締結式で「ここは日頃から地域の方々の協力で成り立っている施設。今回の締結で少しでも恩返しができれば」と話した。
想定受け入れは7日間以内。区の要請で開設される。
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