西区の藤棚町1丁目自治会(田中誠会長=人物風土記で紹介=)では、被災地支援に加え、震災の教訓を自分たちの地域に活かす取り組みが進んでいる。
震災直後に義援金を出すことが難しかった同自治会。2年間掛けて自治会費から義援金を貯め、昨年6月に陸前高田の仮設住宅を訪れた。一軒一軒を回り、震災直後や避難後の生活についてじっくり話を聞いた。「支援は3日では届かない。責任者をしっかりと決めて、地域は自分たちで守っていかないといけないと改めて感じた」と田中会長。
同自治会では災害時の住民安否や避難支援の必要有無を確認する連絡カードを独自に作成し、98%を回収。今後も近所の顔の見える関係づくりを進め、若手にも協力を呼びかけて災害時に共助しあえる関係を築きたいとしている。
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