東日本大震災の記憶を風化させないための取り組み
「Bo-sai2014」が3月8日、山下公園で行われた。
会場には、市消防の特殊車両や水道局の給水車、NTT東日本の衛星通信車など災害時に活動する車両展示をはじめ、岩手県石巻市など被災地からの物産店も並んだ。
今年は、行政による「公助」の取り組みをしっかり認識することで、個人でできる「自助」、そして地域で取り組む「共助」の知識や技術を身に付けることをテーマとした。
地震発生1時間以内にとるべき行動のレクチャーや、トランシーバーなどを使った災害発生直後の行動訓練、参加者一人ひとりが防災対策を考えるワークショップ「減災カフェ」なども行われた。
同イベントを主催した(社)横浜青年会議所の齋藤喬副理事長は開会式のあいさつで、「公助の範囲を知り私たちがすべきことを学ぶ機会にしていただければ」と話していた。林文子市長の代理としてあいさつに立った鈴木隆副市長は、宮城県を中心に24人の職員を派遣していることを説明し、今後も派遣継続を決定したことを報告。また、昨年の3月11日制定の地震防災市民憲章を例にとり、「行政と協力しながら、自助・共助がとても重要」と指摘した。開会式には佐藤祐文市会議長も出席した。
このイベントは横浜市との共催で、震災翌年から実施されている。今年で3回目。
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