三陸鉄道 中区発のエコカーで応援 全線開通の公認車両に
震災後一部不通となっていた岩手県三陸海岸沿いを走る三陸鉄道、通称「三鉄」が、4月に全線開通する。そのオフィシャル応援プロモーション車両に、(株)横濱電気車両商会(中区常盤町)の宣伝カーが採用された。
「ラッピン!!」と名付けられた宣伝カーは車体が段ボールでできた1人乗り電気自動車で、これまでも市長選やトライアスロン横浜大会などのPRで活躍。100Vの家庭用電源で充電でき、フル充電で約35Km走行可能なエコカーだ。
昨年の夏、同社の川瀬愛晴CEOが三鉄社員と話す機会があり「震災後わずか数日で運転した三鉄が被災地の希望であることを知り、ぜひうちの宣伝カーで応援したいと思った」。同社では開通以降も商品開発や物産の販路拡大、イベント企画など、三鉄のプロモーション支援を続けるという。
今回の応援車両は、3月の最終週末にみなとみらいや山下公園周辺を走行した後、岩手県内に運ばれる。走行中に流れる曲『君の笑顔と桜と共に』は、川瀬CEOの知り合いの女性シンガーが作った曲で「被災地と全国の子どもたちが合唱で一つになれるように」と願い、三鉄の応援歌とした。
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