馬車道駅近くの北仲地区へ移転が計画されている横浜市庁舎について、市の担当者と周辺地域のまちづくり振興会や商店街、企業経営者をパネリストに招いたトークイベントが5月9日にさくらワークス関内で行われた。市民をはじめ、議員や行政関係者ら約75人(主催者発表)が参加した。
市による新市庁舎整備計画への意見募集(12日締切)を受け、市民有志がイベントを企画。同計画を「まずは知ろう」と市総務部と都市整備局の職員が資料をもとに説明、それを受けてパネリストが質問した。質疑では、移転後の市庁舎跡地利用について話がおよび、市が提案している4つの跡地利用案についてパネリストからは「地元の意見が入っていない」との指摘も。市側は同案をたたき台として「市民で大いに議論してほしい」と応じた。参加者からは建設・移転に伴う約630億の事業費について、人口減少による市民の費用負担の説明が不足しているなど、市への注文もあった。
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