▽３月19日付で就任した。「加賀町署の管轄内は繁華街や官庁街など横浜の機能が凝縮している。責任を感じると同時に、県内で一番古い警察署ということもあり、支えてくれる地域の方も多い印象です」と語る。署員に向けた着任挨拶では「悪に厳しく弱い人には優しい、格好良い警察官を目指してほしい」と呼びかけたという。
▽刑事だった父親に憧れ、35年前に警察官の道へ。刑事課や警備課、国外の捜査などを行う外事課を経て、津久井署で初の署長職も経験した。就任前の２年間は県警本部の広報県民課長を務め、報道機関をはじめ市民からの要望や苦情に対応し、広報活動に尽力。「今後も人権やプライバシーを守りつつ、公益のために様々な情報を発信していきたい」
▽小田原市出身。２度目の単身赴任とあって炊事、洗濯はお手のものだという。宿舎が山手ということもあり、休日は買い物がてら山下公園など周辺を散策している。「管内を把握するためにも続けられれば。また住民とのコミュニケーションも大切にして、信頼関係をしっかり築いた上で地域の安全安心づくりに取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
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