石川商店街 「地域力」で防災地図作り まち歩きで危険箇所確認
石川商店街(大島重信理事長)でこのほど、周辺町内会や行政、消防署との協働による「地域防災マップ」作りが始まった。
JR石川町駅南口前に位置する同商店街では、東日本大震災の時に被害こそなかったものの、当日は帰宅困難者が溢れていたという。大島理事長は「元町などの観光地の玄関口として、地元の人はもちろん、商店街で働く従業員や観光客にも安心してもらえるような石川町駅周辺に特化した防災マップを作りたかった」と作成経緯を話す。
7日に行われたまち歩きには、石川商店街と石川町1丁目と2丁目町内会から約25人が参加。中区役所職員や防災コーディネーターも同行し、石川町1丁目町内会館から大丸谷坂を上る山コースと代官坂トンネルを通る平坦コースに分かれ、防災拠点である元街小学校まで実際に避難経路を歩きながら、危険箇所や消火栓の場所などを確認した。
石川町1丁目町内会の栗林美茂副会長は、「普段歩きなれた道でも、危険な場所の把握など防災の視点で見ると新たな発見が多かった」と話し、隣近所の連携を強化することの大切さを再認識していた。防災マップは10月に完成予定。
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