西区軽井沢の法華宗・勧行寺(都築哲信住職)本堂で10月10日、日蓮上人の命日法要「御会式」において抒情歌コンサートが行われ、檀信徒ら約60人が歌に耳を傾けた。各地で合唱団の指導にあたるソプラノ歌手、林紀子さんを迎え、「赤とんぼ」や「夏の思い出」など14曲が披露された。
このコンサートは昨年の御会式、4月の花まつりに続き3回目。今回は、檀信徒の浜野厚さんと、妻で作詞作曲家の美津子さんが中心になり企画した。
当日は、ピアニストの渡辺久仁子さんが伴奏を担当、作詞作曲家の浜野さんが石川啄木の詩「ふるさとの山」に曲をつけた作品や、山形県出身の詩人、椎名和子さんの作品に曲をつけた「草摘み」や「日本海」、また浜野さん作詞作曲の「パリの街角」「鳥取の砂丘」も演奏された。コンサート終了後に法要が執り行われた。
始まりに際し都築住職は「昔は、2日間にわたり『御会式』を執り行いました。夜は必ず明ける、次の新しい命につながるという想いがあった」と、法要について説明していた。
同寺は415年の歴史を持つ。会場の本堂は4年前に建て替えられたもので、吹き抜けの天井にガラス張りの壁面と、斬新な造りとなっている。
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