石川商店街(大島重信理事長)がこのほど、JR石川町駅南口(元町口)周辺の石川町1・2丁目エリアに特化した防災マップを作成、約2千部発行した。2日に行われた防災イベントの中でお披露目となり、エリア内の住民や商店を中心に順次配布している。
同マップは石川町1丁目と2丁目町内会、中区役所の協力により作成されたもの。9月に商店主や住民らがまち歩きをして、消火栓や危険ながけがある場所などを確認。公の防災拠点以外にも一時避難が可能な駐車場など、実際に歩いて知り得た情報も地図上に落とし込んだ。水に強く、耐久性のあるストーンペーパーを採用。中学2年の勝本叶香さん(中区在住)が元街小時代に考案した商店街のマスコットキャラクター、『(アイ)ちゃん』を随所に登場させて、親しみある防災マップに仕上げたという。
大島理事長は「帰宅困難者一時滞在施設の案内なども掲載して、住民だけでなく、商店街で働く従業員、観光客まで幅広く役立つ防災マップになるように作った」と、安心安全の商店街をアピール。「日頃から手元に置いて、活用して欲しい」と話した。
同商店街では東日本大震災を機に独自の防災組織を立ち上げており、今後も災害時のマニュアル作りなどを順次行っていくという。
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