神奈川県が設置する包括外部監査人が1月16日、今年度の監査結果報告書を黒岩祐治知事に提出した。
99年から毎年行われている同制度。今回は県警察と関係団体の県交通安全協会について監査を行った。
362ページに及ぶ報告書は、警察官の労務管理から留置施設の賄い業者の選定方法など、幅広い項目に及ぶ。特に、警友会へのけいゆう病院敷地の貸付料免除や地区安協の敷地無償使用について「法的根拠に欠け、是正すべき」とした。
監査人を務めた弁護士の橋本吉行氏は記者会見で「前例踏襲型の弊害も散見される。時代の変化を踏まえた率直な問題意識と、『新しい酒は新しい革袋に』という気概で改革に臨んでもらいたい」と話した。
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