地域の特性を生かし、市民自らが提案・整備する横浜市「ヨコハマ市民まち普請事業」2次審査が2月1日に行われ、西区のNPO法人「コネクション・オブ・ザ・チルドレン」(CoC(ココ))が提案した「カサコ-丘の街の地域の軒下・世界の軒下」が認定された。
まち普請は、認定された整備事業に対して最高500万円を助成するもの。1次審査は5団体が通過し、2次審査で3団体が認定された。CoCは「世界をひとつの家族にしたい」と昨年から東ヶ丘の長屋を外国人旅行者の滞在先や地域の集いの場として開放。地域と世界、そして子どもたちをつなげる独自の視点が評価された。同法人代表の加藤功甫さん(26)=写真右=は「多くの方から期待もされていたのでほっとした。これで自分たちの夢へ一歩近づける」と喜びを語った。
地域とのつながりを重視し、加藤さんやメンバーが地元の東ヶ丘町内会の運動会や清掃活動などイベントに参加し、交流を深めてきた。町内会の羽田照正会長は「若い人が積極的に参加してくれてありがたい。地域も盛り上がるし、ぜひ今後も協力していきたい」と期待を寄せる。
同法人は今回のまち普請認定を受け、長屋を改修する。1階広間を一部解体し、オープンスペースにして地域のイベントや子どもの寺子屋として開放。改修は夏から秋までを予定。
加藤さんは「今後も活動の幅を広げ、多世代・多文化交流、地域活性の一助になれば」と抱負を話した。
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