中区本牧を中心に、会社や団体の役員、経営者などが集う異業種交流会「横浜九日会」(鎌倉崇会長)が創立50周年を迎え、2月28日に記念式典が行われた。
1964(昭和39年)4月9日に9人の有志が集い、結成したことから「九日会」と名付けた同会。毎月の定例会やバス旅行、地域のチャリティバザーへの参加などを通じて会員間の親睦を図り、互いに切磋琢磨する関係を築いてきた。
会の発起人で初代会長を務めた高坂登さん=写真右から2番目=は式典のあいさつで「50周年を迎えられるとは夢のよう。これまで100人近くの会員が参加してきた。志半ばで他界した仲間もきっと喜んでいるとおもう」と創立時の思い出とともに歴史を振り返った。
当日は、創立当初からの会員への感謝状贈呈のほか、会員の還暦祝いとして代々受け継がれてきた手縫いの赤いちゃんちゃんこが同会での役目を終えたとして中区社会福祉協議会に寄贈された。
現在の会員数は22人。鎌倉会長は「少数精鋭で信頼できる仲間たちとの出会いがこの会の歴史を作った。この会にはそんな友情と絆を育む不思議な魔力がある。先人たちの努力に報いられるよう、これからも会の発展をめざしてきたい」と想いを語った。
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