世界最高齢、推定38歳のフタコブラクダ「ツガル」が亡くなってから1年となる5月23日、野毛山動物園で「ツガルさんを偲ぶ会」が行われた。当日はかつてツガルが生活していた檻に約300人(主催者発表)もの人が訪れて、献花をした。
港北区から妻と一緒に献花に訪れた小寺茂さん(44)は「ツガルに声をかけると、私の話を聞いてくれているようでした。元気をもらえました」とツガルとの思い出を話す。小寺さんは、ツガルが好きだったというリンゴやメロンを持参し、献花台に備えていた。
ツガルと一番長く接してきたという同園職員の櫻堂由希子さんは「私と二人でいるときはよく寝ているのに、お客さんが来たらきりっとする。お客さんに愛されて、幸せな人生だったと思います」と話した。
ツガルは1982年に青森の観光牧場より、同園に来園し、ご長寿ラクダとして親しまれた。推定38歳という年齢は、人間に換算すると、およそ120歳。
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