女子サッカーW杯決勝戦が行われた7月6日、なでしこジャパンのDF有吉佐織選手(27)が働く西区のフットサル場「クーバー・フットボールパーク」で同僚らが熱い声援を送った。
有吉選手は現在、日本女子サッカーリーグの日テレ・ベレーザに所属するがアマチュア契約のため報酬はなく、週4日程度ここで働き、夕方から練習に参加する日々を送っている。
「普段は本当に気さくで誰からも慕われる有吉さん。いつも受付に座っているのにW杯決勝のグラウンドに立っているなんて」と感慨深げな同僚たち。店内には利用者からの応援メッセージが沢山掲げられていた。
試合は開始直後から立て続けの失点で暗いムードも漂ったが、有吉選手にボールが渡ると「まだここから。頑張れ」と熱い声援、前半27分にゴールが決まると全員が総立ちで喜んだ。準優勝という結果に終わったが、同店の早狩隆廣マネージャーは「最後まで諦めずによく走ってくれた。帰ってきたら少し休養を取ってまた元気な顔で戻ってきてくれるのを全員で楽しみにしています」と労った。
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