中区長者町7・8・9丁目町内会の田代信太郎会長が作詞を手がけ、8年前に誕生したご当地ソング「長者町小唄」。その唄をPRする期間限定アイドルのオーディションが9月5日に同町内で行われた。
面接をはじめ歌や踊りを審査した結果、応募のあった3人のうち、埼玉県川口市から参加した青山果蓮さん(16)と磯子区の成井愛梨さん(19)の2人が決まっている(7日現在)。
今後、歌唱やダンスの練習、またPV(プロモーションビデオ)の撮影やレコーディングなどを経て、10月17日の大岡川運河パレードでは、長者町小唄のステージパフォーマンスを披露する予定だ。
審査員は、同町内会の田代会長と楽曲のプロデュースを行う音楽家の大谷能生さん、アイドルの総合演出を手がける市原幹也さん、アイドル研究家のKeNhoさんが務めた。
今回のアイドルオーディションは、10月3日から行われる地域イベント「長者町アート☆プラネタリウム」の一環。このイベントは今年で4年目を迎える。
地域の”小唄”をPR
昨年、田代町内会長が出演した長者町小唄のPVが制作されたこともあり、同イベントの実行委員会では以前からこの楽曲をさらに広く周知する方法を探っていた。
そこで、長者町7・8・9丁目で働く女性を花に見立てた今年のイベントテーマ「花と女子」に関連させて、小唄を歌う女性ボーカルを公募する案が浮上。検討の結果、期間限定アイドルのオーディション開催を決めたという。8月初旬からインターネットやチラシ、また近隣の大学、演劇の稽古場などで広報してきた。
実行委の竹本真紀さんは「わい雑と思われているこの地域のイメージアップにつながれば」と今回の取り組みに期待する。
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