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シロクマを救え 西区内でパネル展
ホッキョクグマが置かれている状況を紹介する巡回パネル展「シロクマ大ピンチ!」が現在、西区内で開かれている。西区役所、野毛山動物園、横浜市中央図書館の3施設で共同開催。
この巡回展は、地球温暖化防止月間の12月に合わせて実施されているもの。野生のホッキョクグマの暮らしや温暖化の影響による深刻な現状を紹介することで、区民に身近なことからできるエコな活動を呼び掛けることが目的だ。
アザラシを主食とするホッキョクグマは、氷が張っている期間のみ狩りを行っている。氷の張らない夏はアザラシが上がってこないため、数カ月絶食状態が続くという。
現在、温暖化の影響で北極の氷が減ってきていることから、狩猟期間が短くなってしまい絶食期間を乗り越えられないホッキョクグマが増加している。展示では痩せ細ったホッキョクグマの写真も紹介されており、野毛山動物園の櫻堂由希子さんは「母親は蓄えがないと母乳もあげられなくなってしまう」と警鐘を鳴らす。
展示はきょう17日まで野毛山動物園、あす18日から28日まで中央図書館=西区老松町1=で開催。(問)西区区政推進課【電話】045・320・8338
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