(PR)
口腔ケアQ&A【5】 定期連載 教えて!歯医者さん 取材協力/中区歯科医師会
Q.今、自宅で親の介護をしています。高齢者の口腔ケアで気を付けた方がよいことはありますか。
A.お口の機能が低下すると気力や体の抵抗力も低下して、誤嚥性肺炎やインフルエンザなどになりやすくなると言われています。残っている歯の数や適合の良い入れ歯の有無が認知症や転倒のリスクに関係しているとも言われています。
ご高齢の方でも美味しく食事ができて楽しい会話ができる。そんなお口を維持していくためにはやはり、ご家族や介護者の介入が必要になるかと思います。口腔ケアには、何をおいても歯みがきが重要です。舌や歯ぐき、頬の粘膜などの汚れも落としましょう。併せて抗菌剤入りの洗口剤でブクブクうがいをするのも細菌の繁殖を抑えることができて効果的です。入れ歯をお使いの方は、食事ごとに外して洗うように心掛けて下さい。
咬む力を鍛えることも大切です。舌や口唇、頬の運動はもちろん、頚や肩の運動もしましょう。ゴックンと唾液を飲み込む嚥下運動、唾液腺のマッサージなどもお口の健康を保つ良い方法です。 もしお口の機能低下をお感じになったら、どうぞ歯科を受診して下さい。きちんと咬めるお口、ケアのしやすいお口にすることが何よりも大切です。
中区歯科医師会の会員医院は、公式ホームページでお近くのエリア別に検索できます。ぜひご覧下さい。
※このコーナーでは中区歯科医師会 地域保健部・地域医療部の先生が、歯や口の健康についての質問におこたえします。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>