6月17日に野毛の飲食店「A・F・R Yokohama」で東日本復興支援のチャリティーライブ「横浜音楽交流会」が行われ、参加者から集められた義援金6万2千円が、主催バンド「横浜グッドタイムス」ボーカルのモンモン門次郎さんからNPO法人日本防災環境=中区扇町=の清水健男理事長に手渡された。同ライブは音楽を通じて被災地支援を行おうと2011年から実施。第10回となる今回は横浜グッドタイムスのほか、TheQP`Z、Kawasaki源山`s、イライザガールズ、A・F・Rベリーダンスの5組が出演。各グループの呼びかけで約120人が参加した。
義援金は7月1日に同NPOを通じて「小さな命の意味を考える会」代表の佐藤敏郎さんに届けられた。佐藤さんは宮城県石巻市の大川小で当時小学生だった次女を津波で亡くしており、自身も元教員だった立場から防災教育の普及に努めている。「顔の見える寄付ができてよかった。自分たちが出来る範囲で支援を続けていきたい」と門次郎さん。義援金を受け取った佐藤さんは「災害から子どもたちの命を守る防災教育の発展に使わせていただきたい」と感謝を述べた。
大規模災害 命を守る
清水理事長は、「釜石市で多くの子どもたちが助かったのは奇跡ではなく、訓練と教育を繰り返してきた結果。災害時に適切な判断ができるよう、地域や様々な団体とコラボイベントを行い、防災について考えてもらう機会を増やしていきたい」と話している。無料防災セミナー等問合せは【電話】045・222・3256。
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