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企業リポート「相鉄グループ」 利便性と自然環境を前面に JR・東急と相互直通見据え

経済

掲載号:2018年4月19日号

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ブランド戦略担当の長島氏(右)と山城氏
ブランド戦略担当の長島氏(右)と山城氏

 昨年12月に創立100周年を迎えた相模鉄道(株)。同社を傘下に持つ相鉄ホールディングス(株)(林英一社長)=西区北幸2丁目=は、次の100年に向け企業のブランド刷新に取り組んでいる。

 同社の悲願であり、最重要戦略である東京都心乗り入れが目前に迫ってきた。まずは2019年度にJRと相互直通運転を開始する。西谷駅とJRの貨物線横浜羽沢駅付近間に連絡線(約2・7Km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行う。新駅名称は「羽沢横浜国大」に決定している。

 22年度には東急線と相互直通の予定。羽沢駅付近と東横線・目黒線日吉駅間に連絡線(約10Km)を新設し相鉄線と東急線が相互直通運転を行う。

 同社経営戦略室部長(ブランド戦略担当)の長島弘和氏は相鉄沿線の魅力を「利便性の良さ」と「豊かな自然環境」と位置づける。自然が豊かな住環境が、今後ますます価値を高めると指摘。「若年層から子育て世代にアクティブシニア、ジェントルミドルなど幅広い層を沿線に誘致したい」と意気込む。JR・東急線との相互直通を実現することで東京都心エリアからの誘致にも期待する。

専門家の意見、傾聴

 相互直通に先立ち、東急直通線の車両として使用する新型「20000系」の導入をはじめ二俣川駅の全面リニューアル、全ての世代が暮らしやすい街をめざす南万騎が原駅前のまちづくり、沿線のこだわりの店を紹介する名店プロジェクトなど様々な取組を展開する。

 これらのプロジェクトには、「くまモン」の生みの親であるクリエイティブディレクターの水野学氏や空間プロデューサーの洪恒夫氏らが参画する。長島氏は専門家に依頼することに社内で議論があったというが、「当社としてのビジョンを明確にし、専門家のアドバイスを受け入れていくことはとても重要だと感じている」と話した。

新車両20000系
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