ゲリラ豪雨など突然の雨に困った―。そんな時に安心できる取り組み「傘シェア」プロジェクトがJR山手駅周辺で8月20日から始まった。
このプロジェクトは、山手駅から本牧通りまでの約600mの道路沿い9カ所に共通の傘シェアポイント(傘立て・傘置き)を設置するもの。不意の急な雨に近くのポイントで傘を借り、その後、移動先近くのポイントで返却できる。
企画したのは、今回のプロジェクトの実施地域で店を営む有志らによる「横浜山手やってみよう会」によるもの。同会が置き傘約50本を用意した。
同会の鈴木真一副会長は「地域の方の困りごとに、できる手助けを行って、商店街を身近な存在に感じてもらえる手がかりにする」と趣旨を説明している。
このプロジェクトには同会会員で相模女子大学の山本匡毅准教授をはじめ同大の学生も参加。学生は傘立てづくりなどを行った。山本さんの専門分野は地域づくりで、知人が大和町でまちづくりに取り組んでいたことをきっかけに昨年10月から同会の活動に学生とともに参加している。
鈴木副会長は「まちの皆さんが喜んでくれることを心から祈ります」とこの取り組みに期待する。
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