韓国の冬の風物詩である「キムジャン」(キムチ漬け)に触れる交流会が今月7日、中区山手町の駐横浜大韓民国総領事館で開かれた。韓国語を学習する大学生や年配者30人が参加した。
キムジャンは、長い冬に備えてキムチを漬ける韓国の伝統文化。2013年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録された。
同領事館によると、韓国文化を身近に感じ、韓日交流や友好を深めてもらおうと、3年前から催しを実施している。
李明烈(イ ミョンヨル)総領事は「韓日の発展は草の根交流が土台」と挨拶し、文化交流の意義を強調した。
キムジャンには韓国料理店「妻家房」の代表取締役でキムチ博物館館長・呉永錫(オ ヨンソク)さんが協力し、韓国種の白菜などを用意した。
韓国料理研究家の柳香姫(ユ ヒャンヒ)さんが指導し、キムチづくりを参加者の目の前で実演。「キムチ漬けで一番重要なポイントは塩」「キムチは陶器に入れると長持ちする」などとアドバイスした。
ヤンニョム(たれ)塗り体験では参加者が白菜の葉1枚1枚に丁寧に塗り込む姿が見られた。キムジャン後には、茹でた豚肉(ポッサム)を白菜に巻いて食べる風習を参加者は体験した。
大学1年生の桐村美菜さんと野木ほのかさんは「ヤンニョムの量の加減が難しかったが、楽しかった。キムチは大好きなので自宅でも試してみたい」と語った。
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