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「お馬流し」で本牧が一体に 8月4日、全町神輿渡御も

文化

公開:2019年7月18日

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災厄を託した「お馬さま」を海上に流す(写真は2017年)
災厄を託した「お馬さま」を海上に流す(写真は2017年)

 454回目を迎える本牧神社の神事「お馬流し」が8月2日(金)から4日(日)にかけて執り行われる。カヤで作った「お馬」を海上に流すのは4日の午前11時ごろ。今年も10時30分に本牧漁港から2隻の祭礼船が出港する。また令和元年を祝し、4日午後1時から本牧全17カ町による神輿(14基)連合渡御が予定され、地域が一体となる。

 「お馬流し」は、本牧一帯の総鎮守である本牧神社の例祭とともに行われる特殊神事で、神奈川県指定無形民俗文化財に指定されている。450年超の歴史を持ち、いまも地域に息づく横浜を代表する伝統行事の一つ。

 首から上は馬で、胴体は亀の形をした「馬首亀体」をカヤで6体作り、すべての穢れを託すことで、地域の平安を祈るというもの。2013年には木造の祭礼船が復活し、本来の姿を取り戻している。

 本牧神社は昨年10月に現在の本牧和田に遷座して25年。元々は本牧岬の先端=本牧十二天1番地=にあったが戦後、連合国軍による接収にともない本牧2丁目を経て1993年10月23日に現在の地へ移った。

 例祭にあわせ境内では3日午後4時から本牧中学校、4日5時からは大鳥中学校の生徒による吹奏楽の演奏もあり、老若男女が地域に親しむ機会となっている。

「地域の歴史を知って」

 7月12日には本牧和田祭礼委員会委員長の新井勘さんによる「お馬流し」講座が本牧小学校で同校3年生を対象に行われた。

 神事の由来から終戦後の接収による神社の遷座、また祭礼船には海側の原・新町・八若の住民のみが乗船できることなど、様々な決まり事も紹介。子どもたちは神事の動画を食い入るように見ていた。最後に新井さんは「お祭りは地域の人と人の関係を深めるためにある」と子どもたちに熱く語りかけていた。

 本牧小での新井さんの講座は15年目。3年前からは大鳥小でも行う。

「頭上奉戴」を実演する新井さん(中央)
「頭上奉戴」を実演する新井さん(中央)

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