昨年10月に客船ターミナルの開設で注目を集めるみなとみらいエリアの新港地区と、パシフィコ横浜などがある中央地区の水際線をつなぐ人道橋(デッキ)が、今年の夏までに整備される。カップヌードルミュージアム裏手とインターコンチネンタルホテルの前に架けられる計画だ=写真。
この人道橋は、歩行者専用で全長75m、幅6m。陸上部分のスロープを含めると約200mにおよぶ。桁下の高さは、内陸部に架かる国際橋と同じで、シーバスなどは通行できるという。
回遊性を向上
整備する目的は、みなとみらいエリアの回遊性向上だ。現在、関内エリアとみなとみらいの中央地区をつなぐ「国際大通り」が、新港地区の中心部を横ぐしにするように通っているが、水際線をつなぐ橋はない。そこで、人道橋を新たに架けることで、水際線の一体感を高め回遊性を向上させ、地域住民や来街者にとって、より魅力ある地域にしようと計画されてきた。
市港湾局は、東京五輪までの整備を見込む。担当者は「デッキ上から、新港ふ頭に接岸する客船などを撮影する格好のフォトスポットになるのでは」と話す。また水際線の動線が確保されることで、ウォーキングやランニングにもより適した環境になると期待する。
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