中区新山下の岡田果歩さん(9)が、「MOA美術館全国児童作品展」で文部科学大臣賞を受賞した。1月26日には静岡県熱海市の同美術館で表彰式が行われた。
この作品展は、子どもたちが興味や関心を持ったことを絵画や書写で表現することで、豊かな心を育てることを目的に開催されている。31回目の今作品展では国内外から約44万点が寄せられた。409の地域展で作品を募り、入賞作品が全国展へ。岡田さんは横浜南部(中・磯子・港南)に応募し大賞に。全国でも高い評価を得て3年生の部で文科大臣賞に輝いた。
岡田さんの作品名は『算数の時間』(約39cm×約54cm・水彩およびペン画)。幼稚園児のころから通うカルチャーセンター本牧の「絵画と工作教室」で日頃から描いていた作品を、講師の森竹啓子さんが応募作品の一つとして選んだ。森竹さんは「友だち一人一人のことを考えてみんなのすきな色を洋服にいれました」という岡田さんの言葉に胸を打たれたと説明する。
結果を受けて岡田さんは「びっくりする気持ちが強かった」と振り返る。母親の純子さんは「驚きました。森竹先生に感謝です」と話した。
本作品は美術館に保管。写しが横浜南部の入賞20点の1つとして磯子区森の関東病院に10月1日まで展示されている。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>