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横浜銀行が創立100周年 信頼され、選ばれ続ける存在に

公開:2021年1月1日

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 創立100周年を迎えた横浜銀行(大矢恭好代表取締役頭取)=西区みなとみらい=は、「100年分の、感謝をこめて。100年目の、ルーキー宣言。」をスローガンに新たな一歩を踏みだした。1920(大正9)年の横浜興信銀行として設立された当初から地域とともに歩みを進めてきた同行の取り組みと、地域金融機関としてこれからの100年に向けた抱負を大矢頭取に聞いた。

 ――創立100周年おめでとうございます。

 「2020年12月16日、横浜銀行は1920(大正9)年に横浜興信銀行として設立されてから100周年を迎えました。お客様、地域の皆様の長年にわたるご愛顧の賜物であり、心より感謝申し上げます。設立当初の『横浜興信銀行』は第一次世界大戦後の恐慌のなか、地元預金者を保護するために地元財界が力を合わせて誕生した、公共性の高い銀行でした。その後57(昭和32)年に『横浜銀行』へと名称を変更し、現在に至ります。100周年のスローガンは『100年分の、感謝をこめて。100年目の、ルーキー宣言。』です。『初心を忘れることなく、これからも皆様に寄り添いお役に立てる地域金融機関であり続けたい』という思いを込めています」

地域経済へ迅速な支援

 ――昨年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響で地域経済が低迷するなか、どんな取り組みをされていますか。

 「新型コロナ感染拡大の影響は地域経済にとって未曾有の危機をもたらしています。私たちが地域金融機関として最優先に取り組んできたのは、コロナの影響を受けたお客様への迅速な支援です。特に昨年4月の緊急事態宣言が発令されて以降、ご相談が急増し数多くの融資申し込みをお受けしました。私たちもゴールデンウィーク返上で対応にあたったのを覚えています。そのなかで新入行員をコロナ融資特設相談窓口のフォローにあたらせ、資金繰りにお困りのお客様のご相談を間近で体感させました。地域のお客様に資金を円滑に供給するという、地域金融機関の果たすべき本来の役割を経験できたことは将来の財産になるはずです」

 ――コロナ終息の見通しが立たないなか、今後の支援についての考え方を教えてください。

 「コロナの影響が常態化するなか、ウィズコロナの時代に合わせて中小企業もビジネスモデルの転換や、経営基盤の強化が必要とされてきています。販路拡大、財務体質強化、事業承継など、融資による資金面での支援だけではない総合的なコンサルティングをきめ細かくおこなって、地域のお客様のニーズにお応えしお役に立てるよう取り組んでまいります」

 ――資金繰り支援のほか、コロナ禍で力を入れている取り組みはございますか。

 「以前からお客様の利便性を高めるためにウェブサービスの充実に取り組んできましたが、コロナに背中を押される格好で加速させています。来店サービスの見直しでは、いかに店舗に来ていただくことが必要な手続きが多いかを痛感し、事務手続きはできるだけ、ウェブやスマホアプリなどで完結できるよう順次サービスの見直しを図っています。振込や口座開設はもちろん、住所変更手続きや投資信託の口座開設、二次元コード(QR)を活用した納税手続きも順次ご自宅にいながら完結できるよう、サービスを整備していきます。また、銀行の店頭でも、全店ロビーにタブレット端末を整備して、極力お待たせしないで簡潔に手続きが済ませられるよう、業務プロセスを見直しています。デジタルの力を駆使し、店舗を手続きのためではなく、相続や資産運用などコンサルティングのための拠点にしていきます」

未来を担う子ども達へ

 ――世界的にSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みが注目されるなか、どんな活動をしていますか。

 「地域社会の持続的な発展に向けては、SDGsの考えもますます重要になります。当行は『誰一人取り残さない』というSDGsの基本理念に共感し『地域の未来をつくる』という観点で、金融面のみならず幅広い分野で取り組みを進めています。力を入れているのが未来を担う地域の子ども達への金融経済教育です。支店近隣の小中学校から職場体験を受け入れたり、出張授業を開催したりしながらSDGsとお金について学べる機会を提供しています。昨年刊行したSDGsについて基礎から学ぶことのできる小冊子『はじめてのSDGs』では、日常のお金の使い方やESG(環境・社会・ガバナンス)投資などについて解説しています。動画版も含めて地元の小学校からの反響が大きいです。その他にも2021年4月から本店ビルで使う電力を、県内の水力発電所で作られた再生可能電力に切り替えるほか、キャッシュレス、地方創生政策など様々な取り組みを進めています」

 ――最後になりますが、読者へのメッセージと次の100年に向けた抱負を教えてください。

 「当行が100年の長きにわたり存続することができたのは、地域のお客様の支えがあったからこそです。あらためまして感謝申し上げます。新型コロナ感染拡大を機に新しい生活様式が広まるなかで、金融機関もますますの変革が求められます。お客様のニーズに的確にお応えできる提案力を磨き上げるには、行員一人一人の成長、レベルアップが欠かせません。また、お客様にとって本当に便利で使いやすい銀行となるには、前例にとらわれることなく、さらに商品やサービスを見直し磨き上げていく必要があります。これからの100年も皆様から信頼され選ばれ続ける存在であるために、日々努力してまいります。これからの横浜銀行もどうぞよろしくお願い致します」

コロナ禍でも感謝と結束を総合企画部・中島伴実さん

 「大変な事業を任され重い責任感がある反面、貴重な機会をいただき嬉しく思っています」と昨年4月から100周年事業を任された同行総合企画部の中島伴実さん。100周年に関わる企画の立案から各部署の調整まで一手に担う。

 100周年事業のテーマは「感謝・変革・結束」。顧客に向けて100年分の「感謝」を伝える企画や、全行員の「結束」を高めるイベントなど年間を通して様々な準備を進めてきた。しかし今年3月、「さあ始めよう」と動き出した矢先に新型コロナウイルス感染症が拡大。行内全体が地域経済への支援を最優先に取り組むことになり、慌ただしくなった。

最大限のカタチで

 行内がコロナ対応に追われるなかで、地域に感謝をどう伝えるべきか悩みながらも、緊急事態宣言解除後に再始動。地元のJリーグクラブと連携した預金キャンペーンやベンチャー企業を支援する周年企画を実施した。各支店では、来場者に100周年ロゴ入りの特製うちわやマスクケースを配布するなど、コロナ禍でできる最大限のカタチで感謝の思いを伝えた。

 全行員の「結束」を高めるイベントはリアルイベントからオンラインに切り替え開催。大阪やシンガポールの支店からも行員が参加したり、行員の家族が気軽に視聴するなど、普段では体験できない交流を楽しんだ。「オンラインだからこそ、意外な発見があった。実現できてよかったです」と感想を話す。

変革へスパート

 同事業の担当をする前は、横浜駅前の支店で窓口対応をしていた。「横浜銀行だから相談にきました」と頼りにしてくれる顧客が多いことを実感したという。現在、顧客へ感謝を伝えるために用意した「100周年クリアファイル」は各支店から追加注文が入る状況だ。「行員がしっかり呼びかけている証拠ですね」と笑顔。周年事業はラストスパートへ。次の100年に向けたアイデアコンテストを実施し、テーマに掲げた「変革」のヒントを探る。「お客様に信頼され続けるための大切な企画。最後までしっかりやり遂げたい」と意気込んだ。

◆以下の画像をクリックかタップするとPDFが開きます。

100周年を盛り上げるはまペン
100周年を盛り上げるはまペン
700枚以上の行員の写真を使用したモザイクアートを紹介する中島さん
700枚以上の行員の写真を使用したモザイクアートを紹介する中島さん

横浜銀行

横浜市西区みなとみらい3-1-1

TEL:045-225-1111

https://boy100th.com/

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

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