みなとみらい21熱供給(株)(内田茂代表取締役社長)は4月12日、みなとみらい本町小学校(小正和彦校長)へ桜の伐採木を活用したネームプレートを寄贈した。プレートは21個あり、1年生から6年生までの全クラスと学校長、副校長、学習室と記されている。
同社は昨年、災害などの非常事態に備え、オイルタンクを同社敷地内に増設。その際、敷地内の桜の木を伐採したが、寄贈したプレートにはその木が活用されている。内田社長は「みなとみらい地区の緑を失くしてしまうのが心苦しかった。何か活用できないかと学校に相談したところ、ネームプレートの寄贈につながった」と経緯を語る。
昇降口に
今回の寄贈については、同小の放送室から映像配信で行われた朝会のなかで紹介。内田社長が全校児童に同社の事業やプレートについて説明したあと、代表児童で出演した6年1組の清家貴悠さんと同2組の佐藤心さんにプレートを手渡した。清家さんは「ありがとうございます。大切に使いたいです」と感謝を伝えた。このプレートは、各クラスの児童が登下校時に出入りする昇降口などに設置される。
同社は2019年3月にみなとみらい本町小と教育連携協定を締結し、蒸気や冷水を製造する熱供給プラントの見学受け入れや環境・防災教育を行ってきた。また、同小に桜の木が植えられていないことから、昨年のオイルタンク増設時にヨコハマヒザクラの木を3本寄贈している。
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