特殊詐欺の被害防止に効果的とされる迷惑電話防止機能付きのデモ機が4月21日、横浜銀行阪東橋支店の店頭に設置された。伊勢佐木警察署の依頼によるもので、警察署の他にデモ機が設置されるのは初めて。5月31日まで。
犯人側と電話を受ける側の2台が設置され、犯人側の電話を操作すると、通話を録音するという警告メッセージを実際に聞くことができる。
伊勢佐木署によると、犯人側は記録が残る通話録音を避ける傾向があるとして、この機器の有効性を指摘していた。
これまでもデモ機は県内各警察署に設置されてきたが、多くの人に同機器の有効性を知ってもらおうと伊勢佐木署が署外への設置を企画した。
阪東橋支店の玉谷博支店長によると、1日に150〜200人の来店者があるという。同支店では昨年2件、振り込め詐欺を防止している。玉谷支店長は「高齢者の利用が多い支店です。デモ機が詐欺被害の抑止になれば」と期待していた。
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