「誰もが安心と活力を実感するまち中区」を基本目標にした2021年度の運営方針が5月18日、中区(直井ユカリ区長)から発表された。方針の内容は中区ウェブサイトから閲覧できる。
今年度は、新型コロナ感染拡大防止を最優先に、東京2020大会をきっかけとした、スポーツを通じた共生社会の実現に力を入れる。
多機関が連携
具体的には昨年12月に設立した、スポーツ振興団体や障害者団体、小中学校長会など多様な機関からなる「中区インクルーシブスポーツ連絡会」を通じた取り組みを推進。スポーツを活用した障害者への理解や世代間を越えたコミュニケーションの場を創出し全員参加型の社会である共生社会の実現を目指す。その取り組みの一環で6月12日には、インクルーシブスポーツ体験会が予定されている。
外国人が人口の1割を占める中区では、アクションプランを策定し、多文化共生を推進している。21年度は第2期に入り、外国人住民の「地域とのつながりづくり」を重点に置くなかで、なか国際交流ラウンジが同スポーツ連絡会に入会。スポーツを通じて国籍や言葉の壁を超えた交流機会を踏まえた、つながりづくりを進めていく。
SDGsの視点も
今年度から運営方針には持続可能な社会の実現に向け、主な事業や取り組みにそれぞれ関連する1〜17の番号が振られ、SDGs(持続可能な開発目標)の視点を踏まえて記載されている。
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