背番号「38」のユニフォームを手にするアオチョン選手（中央）。左は吉野代表取締役。右はクラブマスコットのハマピィ
本牧を拠点とするサッカーＪ３のＹＳＣＣに香港出身のアオチョン選手が加入した。６月１日には中区本牧ふ頭の同チーム事務所で記者会見が行われ、意気込みなどを語った。初の香港出身Ｊリーガー誕生となる。
アオチョン選手は身長１７５cm、体重66kgでポジションはＭＦ（ミッドフィルダー）の31歳。これまでポルトガルでもプレーした経験を持つ。
会見でアオチョン選手は「Ｊリーグでプレーすることは子どものころからの夢だった」と目を輝かせた。日本に憧れを抱くようになったのは、漫画『キャプテン翼』がきっかけ。今回、その日本でのプレーが決まり、自身をチームに招いたＹＳＣＣに対して「パフォーマンスで恩返ししたい」と感謝していた。
出席した（株）ＹＳＣＣの吉野次郎代表取締役は「ゴールに対する嗅覚が鋭く、国際経験もあり好青年。得点を期待している」と話した。また、世界とつながる港町のチームとして、香港との懸け橋になることも掲げた。
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