県指定無形民俗文化財である本牧神社の神事「お馬流し」が8月7日と8日に行われる。コロナ禍のため露店、盆踊りなどは中止。一方、「子どもたちの表現の場は可能な限り開放したい」と、境内での地元中学校吹奏楽部による演奏は再開される。
456回を数えるお馬流し。8月7日は境内で「お馬迎え」、8日は「お馬送り式」の後に町内を巡り本牧漁港から船に載せられ海上へ。これら神事はすべて行われるが、神輿の練り歩きなどは昨年同様見送られた。
一方で、昨年中止された中学生による演奏会は再開される。7日は本牧中、8日は大鳥中のそれぞれの吹奏楽部が夕方に境内で演奏を披露。當麻洋一宮司は、屋外であり不特定多数の人が集まらない対応が可能として「子どもたちの表現の場は可能な限り開放したい」と話す。
また、お馬の迎え・送り・巡るの各場面において、これまで慣習として一つの囃子連が演奏を担当していたが、子どもたちの発表の場の開放という側面から、本牧で活動する4つの囃子連が交替で担当することも新たに取り入れられた。
ペットボトルライトで街を照らそう
「つながる本牧 つながる未来へ」を合言葉に、同時期に本牧ライトアッププロジェクトが今年も行われる。
ペットボトルにLEDライトを入れ、思い思いの絵を描いた紙を中に入れオリジナルライトを作成。日が沈むと優しい灯りが周囲を照らし幻想的に。一昨年までは本牧山頂公園にずらりと吊るしていたが、密回避のため参加者が自宅の玄関やベランダなど、できる範囲でライトを飾りつけ街全体を照らす。飾るのは8月6日夕方〜8日夜。
今年は幼稚園や保育園の有志、また山手警察署にも飾られる。8月5日まで、本牧地区のコミュニティハウスや地域ケアプラザなどでライトの作成材料を配布。実行委員会では、5670(コロナゼロ)本を目標に掲げる。(問)実行委員会【電話】045・624・1651
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