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立野小が創立110周年 地域と共に育つ学び舎

教育

掲載号:2021年11月25日号

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立野小の航空写真(写真提供:国際総合企画)
立野小の航空写真(写真提供:国際総合企画)

 立野小学校(石川秀子校長)=中区立野=が10月25日で、創立110周年を迎えた。「意欲・熱中・満足」という学校教育目標を掲げる同校。地域と共に歩んだ110年の歴史を振り返る。

 同校は1911(明44)年に「横浜市尋常高等小学校」として開校。当初の児童数は1162人、教職員23人の中規模校だった。開校当初は、現在の元街小学校と北方小学校の校舎の一部を借りていたが、翌年現在の立野の地に校舎が完成。しかし、23(大正12)年の関東大震災で教室が壊滅。第二次世界大戦が激しくなると、3年生以上が箱根に集団疎開をしたり、校舎を日本造船と日本軍に貸して疎開していない児童は元街小で授業を行った。45(昭和20)年の横浜大空襲により校舎が全焼し、47(昭和22)年から一時休校。その間は児童が元街小学校に通学するなど大きな被害を受けた。その6年後に改めて元街小学校立野分校として開校し、56(昭和31)年に独立開校する。根岸線(桜木町駅〜磯子駅間)の開通によって竹之丸や滝之上地区に大きな集合住宅が次々と建設、児童数も増え続け、校舎も鉄筋となり、増築を重ねていった。

 110年の間に関東大震災や横浜大空襲、大型台風による土砂災害など、度重なる苦難を乗り越え、街の復興・発展と共に歴史をつないで現在に至っている。

 石川校長は110周年にあたり、地域に感謝を込め「多くの時代の波にもまれながら、立野小は常に子どもたちが未来を切り開く力を養う学び舎であり続けています。支え続けて下さった地域や保護者の皆様の子どもの成長を願う思いと学校への信頼の礎があってこそつくり上げられてきた歴史です。地域と共に子どもも教職員も共に育つ学び舎、立野小学校へのご支援をこれからもよろしくお願いいたします」と述べた。

児童企画で記念集会

 コロナウイルス感染症の拡大防止のため、地域の人たちを招いた記念式典などの行事は行わず、10月29日に校内で「110周年記念集会」が開催された。

 この集会は5、6年生を中心とした実行委員会の児童が中心となり、企画や当日の進行を行った。同会では最初に、児童が出演・作成した動画を校内放送で放映。タイムマシンに乗って昔の立野小を訪れるというドラえもんをパロディにしたオリジナルストーリーで、立野小学校の歴史を紹介した。

 その後校庭に移動し、クラスごとにお祝いメッセージを書いたポスターを掲げながら、1年生から6年生までのクラス代表の2人が「クラスで頑張ること」を発表。「友達や先生の話を集中して聞けるように頑張ります」など、力強く宣言した。保護者を代表して伊藤武洋さんから、記念品のファイルと学年目標や活動写真が掲載されたリーフレットが児童に手渡され、最後は校歌と100周年の時に作られた「輝く歴史ありがとう」を全員で合唱した。

 たてわり集会委員会の委員長を務める重野桜子さん(6年)は「自分たちで動画を作成したり、コロナの中でもできることを考えて取り組んだことで新しい可能性が発見できた」と話していた。

音楽活動が盛ん

 特別音楽クラブとして設置されている「金管バンド部」や「合唱部」の活動が有名な同校。後援会や保護者によるコーラス隊、金管バンドのOB・OGによる社会人バンドもあり、地域住民や卒業生たちに支えられながら、コロナ禍にも負けず練習に励んでいる。

分校として開校
分校として開校
110周年記念集会の様子(10月29日)
110周年記念集会の様子(10月29日)
5年生(現6年生)の児童がアイデアを出し合って決めた110周年記念横断幕
5年生(現6年生)の児童がアイデアを出し合って決めた110周年記念横断幕
金管バンド部(左)と合唱部。音楽が大好きな児童が集まっている
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