鉛筆や消しゴム、ノートなどを必要としている子どもたちに文房具を支援する「スタディドライブ」の贈呈式が7月22日、西区の浅間町三丁目自治会館で行われた。
横浜市社会福祉協議会(荒木田百合会長)と生活協同組合ユーコープ(當具伸一代表理事理事長)=中区桜木町=が協力し実施。当日は同自治会館で活動する「にこにこ広場」の 学習教室のスタッフにユーコープの組合理事からラッピングされた文房具が手渡された。
支援される文房具は、5月に県内のユーコープ19店舗で募集。鉛筆や蛍光ペンなどが約1万本、消しゴム約1200個、ノートは約1200冊が集まったという。また、寄付品以外の文房具はユーコープからの寄付金で購入。市社協が事前に把握した市内の小学生から高校生までの41団体1071人に配布される。
子どもの成長の一助に
市社協とユーコープは、2020年度から相互連携について検討を重ねてきた。そこで、学習支援団体で文房具の不足が課題になっている現状からスタディドライブに取り組むことになった。
子どもの居場所として16年に「にこにこ広場」を開設した代表の伊藤美紀さんは、文房具の寄付に感謝していた。市社協の荒木田会長は「このような居場所は、子どもの成長の栄養になる」と話し、その活動の一助として文房具が活用されることに期待を示した。
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