横浜平沼高校2年生の野原美咲さんは、競技かるた団体戦の県代表メンバーとして、3月に開かれる全国高校生かるたグランプリに出場する。
野原さんは10月の新人戦関東大会県予選で8位入賞し、代表メンバーに選出。神奈川チームの一員として臨んだ11月の関東大会で準優勝に輝き全国への出場を決めた。
県代表選出をかけた予選大会を振り返り「落ち着いて自分の試合ができた」ときっぱり。中でも2回戦で対峙した神奈川チームの主将との対戦は敗れたものの、試合後「美咲との試合が一番きつかったよ」と声を掛けられ、「負け方も良かった」と笑顔を見せる。
「できなかったことができるようになった時の達成感が好き」と野原さん。努力も惜しまず、コロナ禍で大会が中止となったり、活動ができない期間もコツコツと自主練に励んだ。結果は実り、大会が開催されるようになった昨年は約5カ月で階級がD級からB級に急成長。現在も週5日の部活動に加え、休みの日は、世代や階級を問わず対戦できる「かるた会」に参加し腕を磨く。
「試合へ臨む気持ちは、緊張より楽しみの方が大きい。格上の相手と戦って少しでも技を盗みたい」と熱い眼差し。全国大会へ向けて、野原さんは「皆で協力して勝ちたい」と意気込んだ。
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