東日本大震災で被災した子どもたちに「思いっきりサッカーを楽しんでもらいたい」と、西区の「一本松SC」(河合正富代表)が県内のチームと協力して被災地の子どもたちを招き、交流試合を行った。
招待されたのは宮城県石巻市のコバルトーレ女川(おながわ)と同名取市の閖上(ゆりあげ)FCの選手たち。閖上FCでは当時の監督が津波で亡くなったり、選手らの家が流されるなど、両チームとも甚大な被害を受けた
今回の交流試合は一本松SCの松木俊行監督とコバルトーレの関係者の縁がきっかけで実現したもので、県内からは中区のY・S・C・Cや鎌倉のFC小坂などが参加した。
神奈川区で行われる予定だった大会初日は荒天のため中止され、翌日に大磯町の星槎大学湘南大磯キャンパスでトーナメント形式の試合やサッカー教室が行われ、神奈川と宮城の子どもたちが一緒にボールを追いかけた。
一本松の河合さんは「少しでも被災地の子どもたちが笑顔を取り戻すきっかけになれば。今後も県内のチームと協力し、どのような支援ができるか考えていきたい」と話した。
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