中区小港町の「美濃屋あられ製造本舗」がこの秋から発売した一風変わった商品が話題を呼んでいる。
「念願のコラボが実現しました」と話すのは取締役の小森健太郎さん。これまでにも”横濱ビア柿あられ”や”横浜ナポリタンあられ”などユニークな商品開発をしている同店が、今回タッグを組んだのは、新山下町のラーメン店「げんきや」。
今年1月、げんきや側から「うちのスープであられが作れないか」と提案を受けた小森さん。同店の”とんしおラーメン”の大ファンで長年通っているという小森さんは、早速商品開発に取り掛かった。東日本大震災の影響で一時は中断していたが、5月から再開。「豚骨のくさみや塩の辛さを、あられでどう表現するかというのが難しかった」と、20回以上の試作を重ね、ようやく完成を迎えた。
「スープの旨味を濃縮したような味。会心の出来です」と笑顔で話す小森さん。また、げんきや店長の佐藤達男さんは「うちのスープがあられになるなんて。美濃屋さんに感謝の一言。1回食べると止まらなくなる味」と互いに自信の一言。
小森さんは「これからも地元の食文化や地元企業と協力した活動をしていきたい」と更なる意欲を見せていた。
商品は製造本舗の直売所(150円)とげんきや(210円)で販売されている。
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