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内視鏡検査、心療内科、漢方治療が強み コレットマーレ医療モール「みなとみらいケンズクリニック」 "「ポリープ」とは何ですか?" 取材協力/みなとみらいケンズクリニック院長 柳川健
Q・胃や大腸の検査でポリープがあると言われました。そもそもポリープとは何ですか?
柳川院長―ポリープという言葉は、語源が「多くの足」を意味する言葉にあり、出っ張った物を意味します。胃や腸、胆嚢のように中が空洞である臓器に発生する”できもの”であり、通常はガンでないものを指します。
胃のポリープと大腸のポリープには大きな違いがあります。胃の場合はポリープからガンになることはほとんどないのですが、大腸のポリープの多くがガン化する可能性のあるものです。そうしたガンになりうるポリープを専門的には「腺腫性ポリープ」と呼びます。
この腺腫性ポリープが大腸には出来やすく、ポリープが出来てから平均15年以上の長い時間の中でガン化して行くのです。したがってガン化する前のポリープを内視鏡検査で見つけて切除することにより、多くの大腸ガンは予防することが出来ます。
胃のポリープは「過形成性ポリープ」という基本的にはガン化しないポリープがほとんどですから、バリウム検査や内視鏡検査で「胃ポリープ」を指摘されてもほとんどの場合心配は要りません。しかしながら、胃ガンはポリープの段階を経ないで直接ガンが発生することが多いため注意しなければなりません。
胃や大腸にポリープが出来ても症状は出ないことが多く、また便潜血検査も陰性であることが少なくありません。したがって、定期的な内視鏡検査を行っていくことが大切です。
胆嚢に出来るポリープも良性であることがほとんどです。しかしながら直径が1cmを越えるものではガンである場合もありますので、検診等で指摘された場合には定期的な検査や精密検査が必要です。
その他、声帯、喉頭、膀胱、子宮などにポリープが発生することがあります。御心配な方はそれぞれの専門医にご相談頂ければご安心かと思います。
医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック
〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7TOCみなとみらい3階
TEL:045-651-2588
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