イメージを備えに 母親らが災害想定し訓練
地図などを活用した「災害時にも役立つ親子のためのメディア活用講座」が11月17日、西区福祉活動拠点フクシアで行われた。これは県とNPO法人シャーロックホームズの協働事業として実施されたもので、当日は子育て中の母親ら17人が参加した。
防災ファシリテーターの鈴木光さんの指導のもと、西区周辺の地図を使い、グループごとに一人ひとりが地図上で自分が誰とどこにいるかを想定。参加者たちは「子どもと外出中に地震が起きたら?」と具体的にイメージしながら、意見を交わした。また、85年前の古地図と照らし合わせて、危険箇所の確認を行い、講座の最後には、同NPO理事の宮島真希子さんから災害時に有効なツイッターやフェイスブックの活用法も紹介された。
鈴木さんは「正しく恐れて、正しく備える。災害時をイメージすることは訓練につながる。寝室で落下するものはないかと想像し移動するなど簡単なことから始めて欲しい」と話した。
友人同士で参加した西区在住の伊藤夏美さんと棚村美穂さんは「地図で確認すると思ったよりも自宅が危険な場所だった。ツイッターは使ったことがないけれど、災害用にアカウントを取るなど、できることから始めたい」と話していた。
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