街全体を学び舎に 吉田町で一般向け講座
吉田町名店街では、まち全体をキャンパスに見立てて、各店で様々な講座を開く「吉田町かもめ大学」を10月から開校している。
同商店街はイセザキ・モールと野毛の間にある約250メートルの通りに、飲食店や画廊など約60店舗が立ち並ぶ。講座はそんなまちの特性を生かして、食・アート・呑みなどの「4学部」で展開。夜しか営業しないバーなどの飲食店を教室スペースとして貸し出すことで、日中の店舗活用につなげていくほか「バーテンダーによるカクテル講座」など、お店の人自らが講師となる講座も今後企画していきたいという。
かもめ大学の学長を務める吉田町名店街会の荒井浩理事長は「吉田町のお店は敷居が高いといわれることが多かったので、皆さんが参加しやすい講座を開くことで、お店に足を運んでもらうきっかけにしたかった」と話す。
11月23日にカフェ&ダイニング「SAKAE」で行われたチーズ講座(=写真)では、チーズプロフェッショナルの金子敦美さんによるチーズ談義や食べ比べなどを楽しんだ。「こうした場を提供することで、何か教えたいという人にも教室を開催するきっかけになるはず。人がつながることで、街が元気になれば」と荒井理事長。現在受講生はフェイスブックを通して募っているが、今後は講座数を増やし、年明けからはホームページも開設予定。
12月は、1日にチタンアクセサリー作り(2千円)、8日と15日に陶芸教室(2日間で4千円・子供〜大人)を開講。全て午後1時〜、場所は吉田町町内会館。講座の申込みは【携帯電話】090・9324・6608(片桐さん)、講師希望やかもめ大学に関する問合せはkamome.univ@gmail.comまで。
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