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生活習慣病が心配な方へ コレットマーレ医療モール「みなとみらいケンズクリニック」 高血糖は糖尿病の入口 取材協力／みなとみらいケンズクリニック 荒井かおり医師
ＪＲ桜木町駅からすぐ
Ｑ・健康診断で高血糖を指摘されました。症状は何もありませんが、治療は必要ですか？
Ａ・高血糖状態が続く病気を糖尿病と呼びます。糖尿病には大きく４つのタイプがあります。一つは、インスリン（血糖値を下げるホルモン）を作るすい臓の細胞が破壊されてインスリンが分泌されなくなる１型糖尿病です。二つめは、インスリンの分泌が低下したり、働きが悪くなることによって起こる２型糖尿病です。その他、特定の機序や疾患、あるいは妊娠が原因で起こる糖尿病があります。
糖尿病の大半を占める２型糖尿病の発症原因には、遺伝因子（血縁者が糖尿病）と環境因子（肥満、過食、運動不足、ストレスなど）があります。
高血糖状態が続くと、のどの渇き、多飲、多尿、体重減少などの症状があらわれます。しかし、2型糖尿病の多くの人は無症状で、合併症を引き起こす状態まで進行して初めて自覚症状があらわれることも少なくありません。
糖尿病の三大合併症は、糖尿病網膜症（眼底出血を起こすと視力が低下します）、糖尿病腎症（蛋白尿が出現し、進行すると腎不全になります）、糖尿病神経障害（両足のしびれ、感覚低下など）です。また、糖尿病は動脈硬化を加速させるため、進行すると脳梗塞、狭心症・心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などを招き、生命に危険が及ぶ可能性もあります。
糖尿病は自覚症状がほとんどないため、つい放置してしまいますが、きちんと治療をしないと様々な合併症を引き起こす病気です。 しかし、早い段階から血糖値を安定させることにより、進行を遅らせることができます。医療機関で定期的に検査を受け、各々の合併症を評価することが大切です。是非、一度専門医にご相談ください。
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医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック
〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7 TOCみなとみらい３階
TEL:045-651-2588
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