三溪園の梅が見ごろを迎えている。
園内には約600本の梅があり、早咲きのものは1月に、2月上旬には上海市から贈られた「緑萼梅(りょくがくばい)」などをはじめ多数の梅が紅白に色づいた。園内でも一番長い歴史をもつ「臥竜梅(がりゅうばい)」は遅咲きで知られ、わずかに花をつける。
同園では、梅の見ごろに合わせるように、3月9日(日)まで「観梅会」を開催している。期間中毎日、初音茶屋で麦茶が振る舞われる。100年前にならい、当時と同じ古釜を囲炉裏に吊るしてまきで茶を沸かす。この往時を感じさせる風景は同園ならでは。同園では「まきを炊くにおいも、情緒を感じさせてくれます」と話している。
そのほか、梅の盆栽展(23日まで)や梅の苗木プレゼント(23日)、猿まわし(3月1・8・9日)なども園を盛り上げる。
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