野毛名物「鯨」どうなる 捕鯨規制で「価格心配」
日本が南極海で行っている調査捕鯨を禁止する判決が先月31日に言い渡されたことに対し、鯨料理を出す店が多い野毛エリアで波紋が広がっている。
野毛飲食業協同組合では5年ほど前から鯨料理で地域活性化を促す「野毛くじら横丁」を発足。野毛エリアで鯨料理を提供する30店舗が加盟している。
同組合の田井昌伸理事長は「北西太平洋や日本の鯨は引き続き捕れるので、希少部位をのぞけば(鯨料理が)今すぐなくなるということはないと思う」とする一方、「今後鯨の価格が高騰した際に消費者の需要があるのかという不安はある」と話した。また鯨料理を提供する店からは「鯨が注目されることで、今まで鯨を食べたことがないという若者などが日本の食文化に触れるきっかけになれば」という期待の声も聞かれた。
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