中区の関内ホールで4月26日、自閉症スペクトラム支援ルームpure=南区=主催の「にじいろコンサート」が行われた。
このコンサートは「誰もが一体となって音楽を楽しんでほしい」と同団体が3年前から定期的に開催しているもの。会場は常に出入り口が開放され、照明は消さないなどの配慮も。
7度目となった今回は、家族連れを中心に約220人が来場。ボランティアで参加しているフェリス女学院大学音楽学部の学生ら6人が童謡やクラシックなどを演奏し、観客も手拍子をするなど会場を盛り上げていた。また子どもたちがステージに上がり、手遊びをする場面もみられた。
サポーターに小学生ら
同コンサートは市社会福祉協議会の2014年度の支援事業に認定され、今回から「よこはまふれあい助成金」が利用されている。
また「障害に対する偏見を無くしてバリアフリーな気持ちを持って欲しい」と、キッズサポーターも新たに募集。南区在住の小学生3人と高校生2人が活動に加わった。高校生は会場設営や音響の管理、小学生は同老人ホームから訪れた高齢者たちの隣に座り、会話をしながらともに演奏会を楽しんだ。
次の開催は9月の予定で、主催側は「南区に限らずたくさんの子どもたちにサポーターになってほしい。徐々に輪をひろげていきたい」と話していた。
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