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中区・西区版 公開:2014年7月24日 エリアトップへ

映画「さなぎ」 不登校から巣立ちの記録 野毛地区センターで上映

文化

公開:2014年7月24日

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見守ることの大切さが伝わる14年間の記録
見守ることの大切さが伝わる14年間の記録

 中区の野毛地区センターで8月10日(日)、ドキュメンタリー映画「さなぎ-学校へ行きたくない」の上映会が行われる。午前11時から。参加費1000円(高校生以下無料)。

 この作品は、横浜在住の映画監督、三浦淳子さん=人物風土記で紹介=が、小学校時代に一時期不登校だった少女とその家族、友人たちの姿を14年間にわたって追い続けたドキュメンタリー。

 舞台は長野県のとある自然豊かな農村。祖父母や兄弟と暮らす主人公の木下愛ちゃんが小学校1年生から突然不登校になった。

 小学校3年生になったある日の朝。朝食を食べ終え、時計の針が8時を過ぎても絵を描いて登校準備にかかろうとしない愛ちゃん。無理に行かせたくはないと思いながらも何とか行って欲しいと遠回しに誘う母。

 そんな葛藤からエピソードは始まるが、映画全体に不登校に思い悩む家族の暗い姿はほとんど見られない。むしろ、その状態を受け入れて見守り続ける家族、そして友達と大自然でのびのびと楽しそうに遊ぶ愛ちゃんの姿が描かれている。そんな周囲の理解もあって徐々に学校に通うようになり、6年生では生徒会長を務めるまでに―。

 三浦監督が愛ちゃんの叔母と親友だったことから撮り始めた本作品。友達として接してきたからこそ撮れたありのままの姿を記録。三浦さんは「不登校の問題は百人百様。この映画が不登校に悩む人全てに答えを届けられるものではないが、子どもの”さなぎ”の時期を見守る大切さを感じてもらえたら」と話している。上映後には三浦監督のトークショーも行われる。

 上映に関する問い合わせは野毛地区センター【電話】045・241・4535。

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