ホテルニューグランド 40年ぶりネオン看板に光 五輪開催にあわせ、大改修
ホテルニューグランド本館の屋上に設置されている「HOTEL NEW GRAND」のネオン看板が、3日から40年ぶりに点灯を再開。当日午後6時30分に点灯した際には、氷川丸やマリンルージュなどのお祝の汽笛が鳴り響いた。
このネオン看板は1964年、東京五輪開催時に設置されたもので、73年のオイルショックの際に点灯を中止。その後ネオン管は取り外し、文字の枠組みだけを残していた。今回、ホテル本館の大規模改修と6年後の東京五輪開催にあわせて、再び当時と同じネオン管を設置。周辺は看板照明が規制されている地域だが、特例として市が認めた。
再点灯の際にLEDも検討されたが、試験点灯でネオン管の光と比べたところLEDの光が明るすぎたため、あえてネオン管を採用。「クラシックホテルの雰囲気にあう温かみのある白色にこだわった」と同ホテル。
ホテルニューグランドは「関東大震災の復興シンボル」として1927年に開業。ホテル本館が横浜市の歴史的建造物に指定されており、今回のネオン復活で看板部分も追加認定されたという。
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