中区の竹之丸地区センターで11月11日、東日本大震災の被災地に届けるお菓子づくりが行われた。
これは、「音楽・アートで笑顔を」と中区を中心に活動するNPO法人「あっちこっち」(厚地美香子理事長=人物風土記で紹介=)が、被災地支援を目的に毎月開催しているもの。
同法人は2011年夏ごろからボランティアで宮城県七ヶ浜町の仮設住宅などに手作りのお菓子を届け、若手音楽家によるクラシックコンサートを行っている。厚地さんは、震災後「自分たちにも何かできることはないか」と子どもが通う市立立野小学校の保護者仲間と活動を開始。音楽事務所で働いていた経験を活かして若い音楽家に声を掛け、お菓子のレシピは保護者仲間の田中史さんが担当する。
この日のお菓子づくりのメニューはマロンケーキときなこクッキー。参加したボランティアは7人。市内外から活動の趣旨に賛同して集まり、200個のお菓子を作った。参加者の一人で昭島市から来た女性は「被災地に行くのは難しいけど、これなら手伝える。お菓子と一緒に応援の気持ちも伝えられたら」と話した。厚地さんは「今では毎月楽しみにしてくれている現地の方も多い。続けることが大事なので、ぜひ多くの人に一緒に作ってもらえたら」と呼びかけている。
次回のお菓子づくりは12月3日(水)。参加費は活動支援金として一口1500円。問合せは厚地さん【携帯電話】090・1261・1308。
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