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中区・西区版 公開:2015年1月22日 エリアトップへ

石川打越地区住民 土砂災害想定し避難訓練 各種連携を確認

社会

公開:2015年1月22日

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車いすを使った要援護者の避難訓練も
車いすを使った要援護者の避難訓練も

 豪雨による土砂災害発生を想定した避難訓練が、中区の石川打越地区で1月17日に行われた。中区主催によるもので同地区連合町内会の住民149人が参加した。また消防や警察、土木事務所、建築局などから60人出動し、連携を確認した。

 この訓練は、長雨後の突然のゲリラ豪雨により2カ所で土砂災害が発生したことを想定したもの。

 地域住民から災害の危険性が高まっているという通報を受けた中区が、区長判断で避難勧告を発令。住民は近隣の公園など同地区に8カ所ある「いっとき避難場所」にそれぞれ集まり、その後、区や消防の指示により、補助的な避難場所に指定されている横浜山手中華学校に移動した。

 中区社会福祉協議会と同地区の隣にある横浜女学院生徒による、要援護者の避難訓練も実施。2台の車いすを使い、段差を乗り越えるなど公道での移動を体験した。

 石川町4丁目から参加した平野照明さん(72)は、「60年近く前に土砂崩れが起きて死者が出ている。だからその怖さは分かっています」と話し、訓練の大切さを語っていた。

住民の意向で初開催

 横浜山手中華学校に集まった参加者全員を前に同地区連合町内会の依田龍治会長(74)は「『いっとき避難場所』『補助的避難場所』『地域防災拠点』の3つの名称と場所を覚えておいて欲しい」と話した。中消防署の小野和夫署長(60)は、「自主的な避難と常日頃から意識を持ってそれを継続することが大切」と防災の心構えを説明した。

 石川打越地区の一部は、土砂災害警戒区域に指定されており、昨年の台風による市内での災害発生を受け住民の意向などから、同地区で初めて大規模な避難訓練が実施された。

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